Mr.JIB的 年末年始

年末そして年始、もう何回過ごして来たのだろう。
子供の頃は、とにかく楽しかったと思う。
冬休み、スキー、お年玉など、どれをとっても楽しい事だらけで・・・。
それが二十歳を過ぎると、何故かお正月はごく普通のイベントになってきた。
スキーかヨットでほとんど家にはいないというのが、その頃の僕の年末年始の過ごし方だった。
仕事をするようになってからは、家にいてもそれはごくわずか。
そそくさと家を出て仕事場へ行き、静かなアトリエで一人、何かとごそごそするのが好きでした。

僕は「休日」という言葉が好きではありません。
事をいったん始めたら、それを中断するのが嫌だからです。
休日を挟むとやりかけの事がまた一からやり直しとなり、また熱も冷めるしで、僕にとってはいいことが無いのです。

それは僕が、自分で自分の行動のONとOFFを決める(選ぶ)事が出来るから、という事と、
毎日好きな事をしているから、という事で、このように考えるのかも知れません。
常に何かしていたいし、始めたら中断するのが嫌いだからかな。
寝食忘れてなんとやら、です。

そんな僕を人は『回遊魚』『バッテリー』などと言います。
止まってると死ぬとか、放電するなんてね!
しかし、全くその通りだと我ながら思います。

一年のけじめ、と思うのですが、なぜか知らないうちに過ぎる年末年始です。
しかし僕の場合は、いつもと同じように過ぎてゆく事が、一番心地良いんです。

これも、自分の好きな事を自分の仕事にした恩恵なのではと思います。

みなさんに素晴らしい新年が訪れますように。
来る新年もよろしく!

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