自然がお手本、ジブの色使い
社長メッセージarchives/wrote 20160220-#21
JIBの色づかいはご存知の通り、
大きな個性のひとつです。
楽しくヴィヴィッドでカラフル。
JIBショップは
常に色んな色で溢れかえっています。
しかしカラフルであれば
なんでも良いというわけではありません。
JIBの色づかいには大切な理由、
私なりの考え方が元になっているのです。
それは、
「自然界の色使いから学ぶ」
という事を基本にしているということです。
季節ごとに、自然界では
どのような配色になっているかを観察。
春は爽やかに可愛いい感じ、
夏はメリハリの効いた組合せなど、
季節ごとの色と組合せが
数多くあふれています。
しかし、
このたくさんの色たちを
そのままカバンにコーディネートすると、
ごちゃごちゃになるだけです。
大切なのは、
それぞれのバランスがどうなっているかを
観察することです。
それは、
その色の配置されている上下や内外、
面積比率などが
とても大切なのです。
例えば花の場合は、
その季節の大地の色、花の茎や葉、
花弁と雌しべ雄しべなどから色のバランスを学び、
それを基本に自分の感性を加えるのです。
また、カラフルで美しい代名詞でもある生物
熱帯魚の色のバランスは
本当に「神の色使い」に、間違いないでしょう。
特に、色をデザインする者にとって
「自然界」は
人間ごときでは思いつかない
理にかなった組み合わせの
お手本の宝庫なのです。
また、
日本人の感性も素晴らしいと思います。
例えば、和服、
着物の帯や帯締めなどの色づかいからも
学ぶところは多いのです。
その完成度は意外性に富みつつ絶妙なバランスで
私の感性にとても刺激を与える
個性的で素晴らしい組み合わせだと思うのです。
余談になりますが、こんなところでも、
改めてニッポン人の素晴らしさを感じられるのです。
皆さんも色やその組合せにも好奇心を持ち、
いろんな刺激を受けてください。
きっとまたひとつ
世界が広がりますよ。