JIBCOCAFE ✕ mulot　Café d’automne

こんにちは、いつもJIB火曜日クラブでお世話になっております、パティシエの進藤利依です。以前にもこちらの社内報でご紹介いただいております。去る10月9日に、JIBCOCAFEのイベントとしてmulotのスイーツを提供する1day cafeを開催させていただきました。おかげさまで記念すべき第一回は大盛況＆満員御礼で、心より感謝御礼申し上げます。

​​今回はそのレポートを皆様にお届けいたします！「秋」をテーマに旬の食材の栗やカボチャを使い、美味しいものであることはもちろん、見た目にも楽しいワクワクするように考えたメニューは「和栗のモンブラン」「ハリネズミのモンブラン」ハロウィンにちなんだ「パンプキンパイ」の３つ。「和栗のモンブラン」は”銀寄せ栗”と言われる大きな栗を渋皮煮して、トロリとした食感になったものをペーストにして、チョコがけのメレンゲにたっぷりと絞り、渋皮栗をのせて仕上げました。「ハリネズミのモンブラン」は中心に和栗を入れて、フランスの栗のペーストを絞り、アーモンドを針に見立てて可愛いく仕上げました。「パンプキンパイ」はパイ生地にバナナのキャラメリゼを敷き詰めて、カボチャのアパレイユを流して焼き込んだもの。説明を読んだだけでも美味しそうでしょ？（笑）一番の人気は見た目にもこだわったハリネズミのモンブランで、お出しするたびに「可愛い〜♡」の黄色いお声を聞いて、ひとり密かにニヤニヤしてました（笑）

​​また今回は私の大切な友人であるコーヒーマイスターの東希恵さんにオファーし、私のスイーツに合わせてペアリングコーヒーを提案していただきました。ペアリングとは、栗、カボチャに合うコーヒーをそれぞれ別にブレンドしてもらい、それぞれの食べ物に合わせた相性ぴったりの飲みものを一緒に味わうことで、そのおいしさの相乗効果を得られるというものです。本当に素晴らしく美味しく、スイーツをぐっと引き立ててくれました。当日は思いのほか沢山の方々にお越しいただき、厨房では必死でモンブラン絞る私に、阿吽の呼吸でコーヒーを淹れていく希恵さんとのプロの仕事の戦場となっておりました（笑）

​​途中、杉原さんと節子さんに演奏いただくというミニライブもあり、ご来場の皆様にさらにお楽しみいただけました。私自身、とてもありがたく最高の時間をいただき、心からありがとうございました！次回は来年の春に開催予定、JIBの皆さんにもぜひ私のスイーツを召し上がっていただきたいです！

​​※私のアトリエでは私が直接指導させていただくスイーツ教室を開催しています。ご興味のある方は杉原さん、節子さんにお問い合わせいただくか、インスタで「mulot」検索してメッセージをくださいませ。どうぞよろしくお願い致します。