ミニチュアの世界
会長メッセージarchives/wrote 20250920 #19
夢を具体的に見る手段として、「ミニチュア」は私にとって欠かせないものです。自分が欲しくてたまらない車があれば、まずミニチュアを手に入れ、机の上でドライブをよくしていました。憧れのヨットは自分でデザインし、設計図を描き、自分で建造しました。完成したヨットの浸水式はお風呂です。目がつからないギリギリまでお湯に入り、いつもそうしているのと同じように、海に飛び込んで平泳ぎで船に帰るシーンと重ねます。すると、本当に自分がそのヨットに帰っていくような錯覚を覚え、たまらなくワクワクしたものでした。このようにしていると、いつのまにか憧れは夢に、夢は目的に変わり、さらに計画、実行へと発展していきます。そして必然であるように、それらは達成していくのです。欲しいものはまずミニチュアを創り、ジオラマの世界に自分を置いて、手にいれたときのことをリアルに感じワクワクする。ミニチュアで再現する意味は、とても大きいと思うのです。
そして、最近、JIB BASEの2Fアトリエでは、これから展開したいJIBショップのひとつのイメージを具体的に作るべく、やはりまずミニチュアのバッグを作り始めました。原寸大を創るのと同じように、小さくなっても、いやむしろ小さい方が手間暇かかる渾身作です。できるだけ過去から少しずつたまっている色んな色の生地を集め、まるで色鉛筆のようなカラフルさで再現された小さなショップのインパクトは高く、見る人を必ず虜にします。キャーとかワーとか、奇声が響きます。
さらにディスプレイも徹底的にこだわり冗談を通すのがJIB流。JIBのショップをしっかりイメージしながら作っていると、商品展開に必要なものと省略するものが具体的に見えてきて、今後の店づくりのプランや商品の企画に、とても役立つことがわかりました。JIBバッグは「遊び」のマインドからできている商品で、そしてその「遊び」がいつも「本気」だからこそ人に伝わるという、JIBの真髄ではないかと思うのです。
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