キッズはあったけど、ベビーはなかった！

社長メッセージarchives／wrote 20160420-#23

先日の休日、
船坂で社内のBBQ会をしました。

この日の集まりがヒントをくれ、
あることに気づかせてくれました。

スタッフやそのご家族がにぎやかに集まり、
子どもたちの笑い声が響き、
とても楽しい一日でした。
また、まだ小さい赤ちゃんを
抱える女性たちを見て、
自分の子どもたちが小さかった頃の思い出、
過ぎ去った昔の景色が
さまざまに蘇ってきました。

それは、とても新鮮でもあり、
また懐かしい感じも。

そんな中、
あ！
と、気づいたのです。

それは、
カバンを作ってきたルーツやエピソードの中に
「赤ちゃん」
というテーマが無かったこと。

「レスキュー」など、
私がトートバッグをあらゆる角度から検証している中、
特にそんな意識が働いているのです。

私の長女が生まれたてで
赤ちゃんだったころは、
まだJIBがカバンを作るという段階では
ありませんでした。

彼女が少し成長し、
ようやくヨチヨチ歩きをし始めた時に
思いついたものが、
今在る「セイルバッグ」の原型となり、
「キッズ」というコンセプトが生まれました。

目立つ色で作ったかばんに
名前と電話番号入れて、
彼女が万一迷子になっても大丈夫なように、
という想いで我が子に持たせたというのが、
このカバンのルーツです。

ところが、
少しして長男が生まれたときは、
カバンを作る手法はあっても、
仕事に必死で
新しいものを開発するような
時間の余裕はありませんでした。

ということで、
赤ちゃんをテーマにした
もの作りをするタイミングがなかった為に、
今、その部分がすっかり欠け落ちていたことに
気づかせてくれた一日でした。

もちろん、
すぐイメージが出来、
試作へと進みました。

（この続きは次号へ続きます）

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