色の組み合わせについて

会長メッセージarchives/wrote 20260720 #29

人それぞれの感じ方、色の組み合わせについて、そもそも正解というものはありません。しかし、以前にもメッセージに書いたり、実際に話しをしていることで、私の色の組み合わせ方の軸になっている考え、感性の話しです。
幼い頃から自然の山や海で遊んでいると、色んな色、そしてそのバランスが知らず知らずのうちに身につくものです。茶色の幹に緑の葉、そして赤い花、のバランス。これを色の配分や配置を変えるだけで、見た目の印象は大きく変わります。景色を見た場所や季節により、さらに大きく変わることもあります。また、熱帯魚のように、自然の作り出す奇跡の配色の美しさに感動することもあります。人それぞれの経験で考え方に紐づく個性が違うのです。
JIBの中では、赤とピンクの組み合わせやピンクと紫など、「NGとされている組み合わせ」のことについて、表面的なことだけが独り歩きしてみなさんの中で少し異訳されているなと思うことがあります。色合わせは、グラデーションがダメとか、色の種類の多さでダメと言うものではありません。場所、季節、時代、配合などのバランスであって、TPOが違えば、それは素敵な配色になることがあります。ただ、JIBの限られた「資材」の中では、やめておきましょうという組み合わせが存在するだけです。
例えば赤とピンクの例では、両面柄の赤とグリーンの挟み込みマークを使う時、グリーンやネイビーのテープには赤面が出るように、ピンクのテープにはグリーン面が出るように、そうして組み合わせることで、印象に明らかなる違いがあります。本当の意味を理解されないまま「赤とピンクはNG」という言葉だけがアンチとなっています。その他組み合わせについても、条件によってNGでない、むしろOKなこともあります。JIBの決めたガイドラインを軸にしてですが、本来はみなさんの自由な感性で、色々な意見交換をしてもらいたいです。なぜなら、JIBはクリエイティブなものづくりのブランドであり、メーカーであり、みなさんもまた、そのクリエイティブなメンバーの一員であるからです。なにごとも、「本当の意味」を理解することが、とても大切です。

 

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