ブランドと本物

社長メッセージarchives／wrote 20180620　＃51

ブランドと本物

つい先日、
S大学、D大学の先生が船坂アトリエに来られて
ディスカッションしていた時に、
こんな質問を受けました。

「ブランドと本物についてどう思われますか？」

ブランドとは、
商品の認知度や商品力などを定義するために使われる事が多く、
一番最初に作られたものが「本物（ブランド）」と呼ばれ、
二番目出たものは「コピー商品（ブランド）」
と呼ばれることが多いように思います。

しかし、本来、
この言葉はこんな簡単なものではないはず。

本物だろうがコピーだろうが、
いかに商材にし、その益を得るツールにするかと画策するのが、ほとんどの企業。

さて、JIBはどうでしょうか？

私が起業し、以来、繰り返し変わらず行ってきた事は、
大自然の中での今までの経験を生かし、
もしもの時このカバンに命を預けれるかと考えながらデザインし、
それを形にすべく、製作に入る。

それは経験に基づいたこだわりが重要であり、
また決して妥協出来るものではない。

なので簡単に言えば
「強い想いやメッセージをもったもの」
でなければ、
「本物」と名乗ってはならないのです。

そして、そのメッセージが、
ユーザーの中で広まり、
さらにその想いまでもがジワリジワリと認知された時、
初めて「ブランド」と成り、
そのモノ自体が力強くひとり歩きしていく姿、

それこそが「本物」

と、私は考えるのです。

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