デザインの本質とは
社長メッセージarchives／
今日は、最近話題の
オリンピックのエンブレムの
デザインの盗作問題ニュースを見て
思うことを伝えたいと思います。
（この記事は2015年8月のものです）
「デザイン」は、色々な場面で使われる言葉ですが、
今回は企画・立案する場面での「デザイン」をとって、
考えてみたいと思います。
簡単に言えば
「少しの違いで大きな違い」
になるのがデザインです。
ではその「少しの違い」とはなんでしょうか？
それこそが、
全ての根幹に通じる本質
「コンセプト（メッセージ）」
に基づき考え生み出す、
という事です。
経験や何のコンセプトも無しに
自分の好みで選んだ画像の組み合わせも、
それなりに面白いものだと思う。
しかしそれは、
あっという間に忘れてしまうようなものです。
しかし、
自分の経験から生まれたコンセプトがあると、
それは全然違うものになる。
JIBのバッグが、まさにそうである。
オリンピックのエンブレムのデザインは、
コンセプトがハッキリしていることがわかる。
対して、ベルギーの美術館のマークは、
アルファベット、直線、
弧の図形の組み合わせぐらいしか感じない。
私には、
その「想い（メッセージ）」や「コンセプト」が
伝わってこないのです。
今の時代においては、
様々な図形がデザイン化されており、
見たことの無いシンプルなデザインは無いように思う。
だからこそ、
デザインにはコンセプトが大切であり、
「メッセージ力（性）」
が必要不可欠な要素だと言うことです。
※あくまで個人の主観による意見です
