JIB誕生秘話（6回連載）その3

社長メッセージarchives／wrote 20180920　＃54

JIB誕生秘話（6回連載）その3

JIB誕生秘話～その3～　先月の続き、起業へのモチベーションと卒論

●大人の遊び場を作りたい！

この時に描いた夢が、
今の※Dog House（ドッグハウス）です。

大人になったら
自分達の好きな音楽が出来る場所が欲しいと言う夢。

20代前半、考えました。

生涯ヨットを続ける（関わる）には
どうしたら良いかと。

答えは２つ。

乗組員として生涯を送るか、
自分がヨットのオーナーになるかのどちらかでした。

もちろん、
自分がヨットのオーナーになる、
という事を考えました。

そして、そのことがモチベーションとなり、
よし起業してやるぞという
強い野望が湧き上がってきたのです。

●起業への熱い想いと卒論

それからのアルバイトは、
起業するにはどうすれば良いかを学ぶため
色んな仕事を経験しました。
また、学校でのゼミは、
株式会社設立の為の事は覚えていますが、
ほとんど出席していません。
学校で学ぶより体験の方が早いと考えたからです。

そして、卒論はのテーマは
「起業から株式会社設立をするには」でした。
これは、みんなと大きく違うものでした。
何しろレポートたった8枚にまとめたものでしたので。
当然、みんなからブーイング。
しかし、この時私が言い切った言葉が、

「学生の間に体験できる事はたくさんある。
君たちは色んな文献を写してるだけやろ。要約して言ってみろ。
俺は全て体験で書いている。みんなとは中身（の質）が違う！」

といった内容の事でした。
卒論は最低ラインでしたが通り、
私はなんとか卒業をすることができたのです。

Marina Del Ray

（※注釈）Marina Del RayとDOG HOUSE
まず最初にMarina Del Ray（マリナデルレイ）というライブバーを作り、後にDOG HOUSEを作りました。ドッグハウスとはヨットのキャビンの事をヨットマンがカジュアルに言う言葉で、1994年、阪神の大震災の前の年に西宮のヨットハーバーのクラブハウスの一角に小さなライブバーを作り、直後に震災がありやむなく今のパレ一番町ビルに移転をし、2013年まで週末のみ営業するバーとして数々の歴史を刻んできました。

DOGHOUSE

●マリーナデルレイの名前に込められた思いとその意味

泥棒が入り、ズタズタにされたJIB
それを立ち上げるためcafeも作りました。
その頃、太平洋横断ヨットレースの
マネジメントの依頼がロスアンゼルスのマリーナデルレイであったが、
JIB再生のため、断念し、
店名にして我慢したのです。

(続く)

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