会長メッセージ・JIBの歩み物語その1・JIB経営陣にせっちゃん合流

会長メッセージarchives/wrote 20240920 #7

今回から、JIBの歴史を、私とその他の登場人物を交えながら紹介していくシリーズを書いていきます。
その中で欠かせない人物のひとり、せっちゃん(Mさん)のことを書きます。
JIBが誕生して14〜5年が過ぎた頃です。創業して、私は最初の目標であるJIBブランドの基礎を作り、大阪ロイヤルホテルで販売スタートするなど、自分なりの目標を達成し、次の目標に向かうぞというタイミングでした。その頃も私は、ヨットや音楽など遊ぶことばかり必死で考えていました。しかし遊ぶだけでは生きていけないです。どうしたら、仕事をしながらこの楽しく遊ぶことを続けていけるのか?の答えの中核には、仕事自体を楽しく在り続けるというコンセプトがありました。遊びと仕事の「両立」ではなく、「融合」です。そうやって、JIBの仕事のスタイルが出来上がっていくわけなんです。

そんな頃、大きなクルーザーを借り切ってパーティをしないかという企画がありました。ちょうど季節は秋冬へ向かう頃、パーティ好きなJIBに集まる仲間に呼びかけ、船上クリスマスパーティを開催すると決めたのですが、その時「私にやらせてください」と言ったのが、当時の音楽仲間であったせっちゃんです。衣装、音楽、バンド、ゲストの内容、食事や雰囲気など、いろんな観点でイメージが一致し、夢の企画が盛り上がりました。それから、当日までの準備の一切、食事の手配、スタッフの確保からバンド練習、チラシやチケットづくり、進行表づくりなど、全て彼女はほとんどひとりでやってのけました。ドレスコードはタキシードとドレス、100人限定でそれはそれは素敵な大人のパーティになりました。ご参加の全員の方へのお土産に、会費とぴったり同じ一万円分の大阪ジョーズディナーチケットを用意し、JIBからのクリスマスプレゼントとしました。お客様は、会費と同じ金額のお土産に驚かれ、当時参加したお客様の語り草になっています。いろんな人や企業の協力があったからこそ、そんな素敵な魔法が実現できました。

そしてこの時から、私はせっちゃんのマネージメント能力を認め、リスペクトするようになりました。私たちはお互い得意なところを発揮するチームとしてタッグを組み、夢を語り合い、またそれをどのように達成するかをワクワクと妄想し考えていました。そしてそのひとつとして、私はヨットを中心とした事、せっちゃんは音楽、それぞれ得意なことを合体させ、JIBのヨットが見える西宮の小さなマリーナに週末3日間だけの営業、Jazz live Bar「Dog house」をオープンしたのです。誰も知らないマリーナの小さな大人の隠れ家のような存在のバーは、何も広告もせずとも人気を呼び、どこからともなくお客様が来られるようになりました。1994年の秋、後阪神大震災の3ヶ月前のことでした。(つづく)

 

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